アオリイカ産卵床設置を解説!
アオリイカの産卵が始まり早くも第二弾の産卵床を設置!
いつもどんな感じで設置しているのか?
今日は解説していきたいと思います!
今日の海況
天気:曇り 最高気温:23℃ 風向き:東 透明度:15m 水温22℃
先週からアオリイカの産卵が始まり続々と卵が付き始めています。
今年は水温の上昇が遅かった影響なのか昨年と比べて1ヶ月ほど遅れての産卵がスタートです。
第一弾は4月のGW前に設置したこともあり、すでに産卵床の葉っぱが落ちて枝のみになっていたので今日はスタッフのウッチーと一緒に第二弾を設置して参りました。
毎年やっている作業ですが、あまり皆様に見ていただくことも無いので設置までをご紹介していきますね!
まずは海に産卵床を入れる前にバラバラになっている木をまとめます。
皆さんが想像している以上に木には浮力があり、沈めるのが大変。。
なのでベルトにウエイトを付けてまとめた木に巻き付けます。
これで入れる準備は完了です!
長靴が似合うウッチー素敵です。。
準備が整ったら、どの順番でどこに設置するかなどを打ち合わせ。
水中で木を運びながらスレートで文字書いて。。などはやっていられませんからね〜
全てが整ったら桟橋から産卵床を海に投げ入れます!
今回は大きな木を2本と小さめの木を3本の計5本です。
っで!ここからがまぁまぁ大変な作業の始まりです。。
水中に投げ入れた産卵床を泳ぎながら設置場所まで運びます!
この時代になっても井田ではこの工程は人力!!!笑
ボートなどは使いません💪
運びながら。
「これカマは撮影してるだけでウッチーしか運んでなくね?」っと思われるのでは。。っと思い咄嗟の1枚。
自分の運んでいる産卵床をしっかり写し込んでます!
掛け下がりまできて水深を下げ始めてからは流れとの闘い!
以前、ウッチーが流されたことは内緒です🤫
水中で笑いが止まらなかった。。
設置場所に到着後は大きな木を軸にして設置していきます。
この時に気を付けたいのが、しっかり立てて設置すること!
横に倒しては立体感がなく、アオリイカもランドマークを目指してやってきますので目立つようにね。
今回は大きな木が2本なので、メインの木を横に設置。
風波やウネリが入ると水中も揺れるので、倒れたり流されないようにしっかりロープで固定します。
この工程を繰り返しモッコリなるように仕上げていきます。
潜水時間で約50分。
こんな感じで設置完了となります!
やっと水温が上昇し産卵も活発になってきそうですからね。
この産卵床にも沢山のアオリイカが集まり卵でいっぱいになることを願って🙏
ウッチーもお疲れ様でした〜!
明日はスタッフ様向けの視察会とフォトダイブでのご案内となります。
ご来店の皆様よろしくお願いします!